SW工法

高気密・高断熱・高耐震構造「SW工法」

SW(スーパーウォール)工法は、木造軸組工法をベースに高性能SWパネルをプラスした高気密・高断熱・高耐震構造。 冷暖房や計画換気システムを組み込んで、部屋ごとの不快な温度差や空気のよどみなどを解消し、住まいの基本性能を大きく向上します。

安定した室内温度の実現

部屋間の温度差や一階と二階などの温度差が少ない、スーパーウォールは、建物全体を高性能断熱材で包み込んだ、気密性の高い、空間が生み出します。夏冬、朝晩などの時間においても外気温に左右されにくい快適な室内環境を実現するポイントは、高い気密・断熱性にあるのです。

ヒートショックを防ぐ健康住宅

冬は夏に比べ、屋内外の気温差が大きく、屋内であっても居間と浴室や脱衣所、トイレなどでは温度差が20度近くになることもあります。このような急激な温度差は血管を縮め、血圧を急上昇させます。断熱性の高い家は、冬でも居室と脱衣室やトイレとの温度差が少ないため、突然死のリスクと言えるヒートショックにも安心です。

SW工法は、地震や台風にも強いモノコック構造

スーパーウォール工法は、壁・床・天井が一体化した箱形を構成するモノコック構造。航空機や自動車ボディの技術から発達した構造で、大きな外力にも変形しにくい特徴を持ちます。住宅においては、地震や台風などの外力が接合部などに集中しにくく、建物全体に分散するため、ひずみやくるいに強さを発揮します。

効率よく耐震性を高める壁倍率5倍のパネルを実現

住宅の耐震性能を高めるためには、耐力壁をバランスよく配置することが重要です。高性能スーパーウォールパネルは、構造用合板OSBと断熱材を一体化し、建築基準法で木造最高レベルとなる「壁倍率5倍」(国土交通大臣認定を取得)を実現。壁倍率2.5倍の基本パネルと組み合わせることで、効率よく耐力壁を配置することが可能になります。また、一般在来の家の壁(筋かいによる5倍相当仕様)と比べても壊れにくく、変形量も筋かいの半分であることが耐力試験で確認されています。
SW壁パネル(5倍)は、同じ力では壊れていません。変形量も筋交いの半分です。
※試験は、公的試験期間で実力試験として実施。試験体には石膏ボードを貼っています。
※壁倍率は、基準法上の倍率とし、双方とも壁倍率5倍の基準値は満たしました。

大規模な地震に備えるための耐震等級3の設計を推奨

住宅の耐震性能は、国土交通省が2000 年に定めた住宅性能表示制度の中で、耐震等級として示されており、建築基準法では、極めてまれに( 数百年に一度程度)発生する地震でも倒壊しない程度の耐震性を等級1としています。しかし、専門家の間では等級1では不十分であるという意見もあります。スーパーウォールの家では、大規模な地震への備えとして、最高等級となる耐震等級3の設計を推奨。消防署や警察署など、防災の拠点となる建物の基準に相当し、より安全性の高い住まいが実現できます。

※耐震等級3の設計は、消防署や警察署など防災の拠点となる建物がこの基準に相当します。

高耐震+制震で、余震にも安心の備えをご用意

高耐震の住まいとして、誕生以来、さまざまな地震から暮らしの安心を守り続けてきたスーパーウォールの家。そのさらなる安心・安全のために、揺れを抑える機能を取り入れた制震仕様パネルを開発。大きな地震、くり返す余震から、ご家族や大切な財産をしっかりと守ります。

建物の揺れを最大約1/2に軽減

地震による建物の揺れ幅を比較すると、非制震住宅に比べ制震住宅の揺れ幅は約2分の1。非制震住宅が約40mm変位して筋交が折れるのに対し、制震住宅は約20mmの変位で壁紙が破れる程度という実験結果となりました。

※プランや地震の揺れによって、変形量の低減は異なります。
※1Fの層間変位の時刻歴( 兵庫県南部地震の揺れの大きさの1倍・2回目)
※層間変位とは、地震の揺れによる壁の変位量
防災科学技術研究所での実物大振動実験結果より

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SW工法により柔軟さを実現

スーパーウォールを活用し独自の手法でその性能を最大限に引き出すための工法を生み出しています。

HEMSによりいざという時の備えを実現

株式会社ハマイ社と提携し独自のHEMSシステムを導入、かしこく電力を活用する他、いざと言う時の蓄電に至るまでの仕組みを組み込んでいます。

ウエカドの職人

ウエカドでは職人の技を伝承するために徹底した教育や社内の仕組みづくりに邁進しています。